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2007年02月25日

島田荘司『龍臥亭事件』

島田荘司『龍臥亭事件』

My Score:73

 島田荘司の御手洗シリーズ(に、なるのだろうか)『龍臥亭事件』を読みました。上巻で描かれる物語の謎賭けはとても興味深く面白かったのですが・・・下巻が・・・。

以下、ネタバレあり。

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島田荘司『眩暈』

島田荘司『眩暈』

My Score:73

 御手洗シリーズの6作目『眩暈(めまい)』は、いきなり20ポイント程の大きな平仮名で書かれた文章から始まり、意表を突かれる。
 それは石岡和己の著わした『占星術殺人事件』の読者の、とある男性によって書かれた、一件夢の内容かと思えるような荒唐無稽で不可思議に思える手記であった。
 果たしてこれは精神病理者による非現実的な記述なのか。…御手洗潔はこれを一読すると「現実」と見切り、その奥に潜む謎に挑戦していく。

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島田荘司『水晶のピラミッド』

島田荘司『水晶のピラミッド』

My Score:70

水晶のピラミッド』島田荘司

 「御手洗シリーズ」の5作目。正直、本の半分を過ぎた辺りの、御手洗が登場するまでの前半は忍耐が必要だった。冒頭で事件が起きるのはいいのだが、それからしばらくタイタニックの話やら昔のエジプトの話やら、後の大きな伏線なのだとは分かってはいるものの、これが退屈で退屈でしようが無かった。

 内容としては今までの作品と比べて遥かにスケールが大きく見事な仕上がりに脱帽。御手洗のキャラもここにきてまた奇才ぶりが磨かれている。ただ、もう少し推理小説としてスマートには出来なかったものか。

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以下、最も不満な所があったので書いておきますがネタばれです。
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島田荘司『暗闇坂の人喰いの木』

島田荘司『暗闇坂の人喰いの木』

My score:70

暗闇坂の人喰いの木』島田荘司

 御手洗シリーズ長編4作目『暗闇坂の人喰いの木』は様々な謎が時を越え場所を越え点在しています。本来"謎"が好きな自分なら、こりゃたまらない…となるはずなんですが、何だろう。いまいちのめり込めず。相変わらず御手洗は面白いキャラでそれを描写する石岡も面白いんですけど。

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島田荘司『斜め屋敷の犯罪』

島田荘司『斜め屋敷の犯罪』

My Score:85

 さて島田荘司の御手洗シリーズがとても面白いので今回は『斜め屋敷の犯罪』を読んでみました。

 北海道に建てられたキテレツな屋敷を舞台に起きる連続殺人事件。数々登場する人物の中で一体誰がこの事件の犯人なのか。不可解な密室トリックや犯行方法、謎は読めば読む程深まるばかり。お馴染みキテレツな占星術師、御手洗潔がその謎に挑みます。

--以下、ネタバレあり--

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島田荘司『異邦の騎士』

島田荘司『異邦の騎士』

My Score:92

"教えてGoo"や"Yahoo!知恵袋"などで島田荘司のおすすめ本をサーチ。
その結果、どうやら"御手洗シリーズ"は『異邦の騎士』から読むのがよさそう。というわけで古本屋で『異邦の騎士』を買って来ました。

本格推理小説が面白いっていうのは自分にとって皮肉なものです。何が面白いかってあの、最後に「だまされた!」っていう感覚、あれが面白いわけですよ。つまり、自分にゃ『謎』が最後まで全然解けないでいるのが前提の楽しみみたいなもので、結果、謎が解けたと同時に自分の浅はかさを思い知るわけです。

で、やっぱりこの『異邦の騎士』でもだまされちゃいましたと。

---以下ネタばれあり----

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島田荘司『占星術殺人事件』

島田荘司『占星術殺人事件』

My Score:87

去年にふと綾辻行人の『十角館の殺人』を読んで以来、それまでほとんど読書をしなかった私が、すっかり推理小説にハマりつつある。

『十角館』を読んだ後は、氏の"館シリーズ"と、京極夏彦の"妖怪シリーズ"を交互に読んでいたわけであるが、ここらで更に推理小説の扉を開拓してみようと思った。

とりあえず"おすすめの推理小説"というキーワードでYahoo!知恵袋や教えてGoo等で検索してみると、島田荘司、東野圭吾、有栖川有栖等の名前を良くみる。

と、いうわけでネットで仕入れた情報をメモり、ブックオフへ。とりあえず"おすすめ率"の高かった島田荘司の『占星術殺人事件』を買ってみた。

(以下ネタバレあり)

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