初めてのパソコン自作 写真付きで作業工程を紹介

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初めての自作PC。ちょっと簡潔ですが、その作業工程をカメラに収めておりますので画像を交えながら説明しちゃおうと思います。ただ、以下の行程は私の(しかも自作初心者)作業例です。あくまでも参考程度に止めてくださいね。パソコンの自作は自己責任でやりましょう(^^。

  1. パーツ構成を確認
  2. ケースを分解
  3. マザーボードの構成を確認
  4. CPUを取付けよう
  5. ヒートシンク(CPUクーラー)を取付けに苦戦
  6. I/Oパネルを取り替える
  7. スペーサーの取付け
  8. マザーボードの取付け
  9. メモリの取付けケースファンを取付ける
  10. ドライブ類の取付け
  11. 各種ケーブルの接続
  12. 完成

1:パーツ構成を確認

まずは新聞紙の上なんかで失礼致しておりますが、パーツ構成を紹介します。こういったパーツ類を選ぶのも、パソコンを自作する上での醍醐味ですよね。

■マザーボード:ASUS A8N-VM CSM
■CPU:AMD Athlon64 3200+ Socket939 BOX
■メモリ:DDR SDRAM PC3200 512M
■PCケース:セルサス CS-MCO4BK
■HDD:日立 SATA HDD 80GB
■光学ドライブ:LG電子 スーパーマルチ ドライブ ブラック バルク :GSA-H10A BL
■その他:マルチメディアカードリーダー
■OS:Windows XP Home Edition OEM

メモリは写真では1枚しかありませんが、デュアルチャネルとして動かしたく思ったので後ほどもう1枚買いました。なので計1GBを用意しています。

PCケース『CM-MCO4BK』です。マイクロATA仕様ですが、後面に12cmのファンが付けられます。前面にも8cmまでのファンを設置可能。また電源ボタンの周辺が青色LEDで光ります。価格が7,000円程度とお手頃です。

パーツ類のほとんどは同じネットショップで購入し、このケースも例外ではなかったのですが、他のパーツとは別にこちらのみメーカーから直送されてきました。

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2:ケースを分解
パソコンケース内部 まずはケースを分解します。最初にサイドパネルが閉まっているネジを外し、後からフロントパネルを外します。

サイドパネルのネジはケース背面に全て止められています。なのでこちらを外すのは非常に簡単でしたが、フロントパネルが開かない!固定されているネジらしきものも見当たらないので何度も首をひねりましたが、どうやらはめ込み式だったよで、底部にある差し込み口に手を差し込み、思いっきり引っ張ったら外れました。

写真はケースを横に倒し鳥瞰したものです。電源はすでに内蔵されており、無数のケーブルが伸びています。また、フロントパネルからも発光ダイオードや前面のUSBインターフェース等に電源を供給するためのケーブルが伸びています。

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3:マザーボードの構成を確認
ASUS_A8N-VM_CSM さて、次の取り組みはマザーボードにCPUを取付ける…わけですが、その前にマザーボード『ASUS A8N-VM CSM』の構成を確認。

特に初めてのPC組み立てなので、CPUの位置は入念にチェック。

下に敷いてあるのは、マザーボードが入っていたビニール袋です。静電気を寄せ付けない役割がある(たぶん)と思うので乗せてみた(w。

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4:CPUを取付けよう
さあ、CPUの取付けです。最も大事な部分ですから、最新の注意を払います。

まずはソケットに倒れているシルバーの棒(写真上部)を立ち上げます。

棒はソケットに引っかかっているので、外側に少しずさすと立ち上がります。90度以上立ち上がればOKです。

マザーボードの説明書の指示通りの向きで、CPUをセットします。このM/Oの場合は、ソケットの△マークとCPU側の金色の角の位置を合わせます。

位置が正しく合っていれば、後はストン、と落ちるように収まってくれます。

最後に、先ほど上げた棒を下ろしてCPUをソケットに固定します。

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5:ヒートシンク(CPUクーラー)を取付けに苦戦

 

CPUを取付けたままでは、その熱でコアが殺られてしまいます。いわゆる「焼き鳥」というやつですね。

なので冷却用のヒートシンクを取付けます。これはCPUとセットになっているリテール品です。放熱用のグリスシートもすでに貼ってありますので、シリコングリスは塗りません。

さて、「4」の写真では、CPUソケットの周りに黒くフチ取りされた部分がありますね。この部分にヒートシンクが乗ります。この黒いフチの両側に、ヒートシンクのツメを引っ掛ければOKなんですが…

これがむちゃくちゃ固い!!!
ネット上で「Athlonのヒートシンクは取付けが固くでシンドイ」と何度も噂にはなっていましたが、これ程とは思いませんでした。まず写真では右側の狭い方からツメをかけ、左のスペースのある方は思いっきり力を込めて引っ掛けました。かなり強烈な圧力をCPUのコアにも加えたと思うので、コア欠けが起こってしまわないかとても心配でしたが、結論としては無事PCを起動できました。ただし、私のやり方よりもスマートでイージーでセイフティなやり方はあると思いますので、決してマネをしないでください(汗

とてもデリケートに思えるCPUですが、けっこう耐久性があるんですね。さすがにゾウが踏めば壊れるでしょうけど。

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6:I/Oパネルを取り替える
さて、CPUを取付けたら一旦マザーボードから目を離し、ケースに取付けてあるI/Oパネルを外します。マウスやキーボード、USBやLAN等の背面インターフェースが露(あらわ)になる部分ですね。これをマザーボードに付属しているパネルに取り替えます。

これはケース外側から指で「えいっ」と押せば外れますが、思ったより力が要りましたね。怪我をしないように気をつけましょう。

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7:スペーサーの取付け
マザーボードにCPUを取付け、I/Oパネルを取り替えたら、マザーボードをケースに固定します。マザーボードに開いている穴の位置と、ケースの穴の位置を照らし合わせます。

「この穴にネジを締めるぞ」という位置が分かったら、まずケースにスペーサーというものを取付けます。文字通り、マザーボードがケースに密着しない様、空間を作るモノです。

スペーサーはドライバーでは固定できないので、ある程度手動で差し込んだ後、写真の様にラジオペンチで固定します。

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8:マザーボードの取付け
スペーサーを取付けた位置とマザーボードの穴の位置を合わせ、上からネジで止めます。マザーボードには他にも幾つか取り付けのための穴が空いていますが、上下左右、どこかに偏らないように均等にネジで固定されてあれば、全ての穴をネジで埋める必要はありません。

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9:メモリの取付け
メモリSロット メモリを取付けます。写真ではCPUのすぐ右側にある、青と黒の差し込み口ですね。メモリは取付ける向きがありますが、それは差し込み口と照らし合わせれば分かると思います。

問題は、4つあるスロットの、どこにメモリを差せば良いのか?ですね。

通常、マザーボードのメモリスロット付近に記してある数が若い順に差して行きます。

なのですが、このマザーボードの場合、スロットには

A1A2…青いスロット
B1B2…黒いスロット

と記されてあるのです。
普通、メモリを2枚差す場合は、青い色のスロット同士(この場合A1とA2に1枚ずつ)に差すものだと思ってしまいますが(実際それをやってしまいました)、それじゃあダメなんですね。

いや、正確にはそれでも動いたんですが、それだとシングルチャネルとして1GBと認識されてしまうんですね。それだと、せっかくデュアルチャネルに対応したマザーボードなのに、もったいない。デュアルチャネルの方が、速度的に速いわけですから。

そうするには、どうも青と黒のスロットに1枚ずつ、つまりA1とB1に1枚ずつ差すのが正しいみたいです。…確かに、「デュアル」チャネルというくらいですから、同じチャネルに2枚指しても「デュアル」にはならないというわけですな…。

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10:ケースファンを取付ける
ケース内の空気を循環させ内部の温度を冷やすため、ファンを取付けます。私はケース後部に12cm(写真左上)、前面に8cmのファンを取付けました。取付け方法はケース外側からネジで固定するだけです。

ファンを前後に取付ける時は、空気の流れ(エアフロー)が大事になります。前から新鮮な空気を取り込み、後ろから熱い空気を逃がしてやる、という流れにならなくては意味がありません。

通常、ファンには側面に「空気の流れ(AIR)はこっちだよ」という矢印が記されています。それを確認して、空気の流れが正しくなる向きで取付けます。
もし矢印が記載されていない場合、おそらく多くの場合、羽が剥き出しの部分側から空気を取り入れ、逆側から吐き出す、という構図になっている…と思いますが、正直どれもそうなのかは分かりません(汗

ちなみにケース内のケーブルが絡まないために、ファンには通常ファンガードというものを取付けるのが良いとされていますが、買い忘れてしまったので何も付けていません。うまく内部のケーブルをまとめてやれば、ファンの羽に絡む事も無いと思います。

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11:ドライブ類の取付け
この辺りから、思いっきり説明を省きます(w

PC自作の鬼門はマザーボードの取付けまで、って事で許してください(実際は他にも難解な所が多々ありましたが…)。

マザーボード、ケースファンを取付けたら、光学ドライブやHDD等を取付けます。写真ではマルで囲った部分に光学ドライブ(この場合DVDドライブ)が5インチベイのトップへ設置されています。

その下に3.5インチベイがありますが、ここにマルチメディアカードリーダー、HDDを設置しました。本来なら熱を帯び易いHDDは更に下のシャドウベイに設置したかったのですが、あまりにケーブル類が邪魔なため、仕方無くカードリーダーと同じベイに密接する形を取りました。

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12:各種ケーブルの接続
ちょっとややこしいケーブルの接続です。実はこの作業もかなり難解なので詳しい説明が要ると思うのですが、あまりに複雑になりすぎて写真に収めるのがシンドかったので、各マザーボードやドライブ類の取り扱い説明書を読んで下さい(汗

とりあえず右の写真はCPUのヒートシンクから伸びている電源ケーブルをマザーボードに差し込んだ所です。まぁこれはヒートシンクのすぐ近くに「CPU_FAN」とか記された差し込み口があるので分かり易いと思いますけど。

他のケーブルも説明書を読めば理解できると思います。また、HDDの場合、今回シリアルATAのものを使用しました。従来のIDEですと、プライマリィ、セカンダリィ、さらにマスターとスレーブで細かく分けなければなりませんでしたが、SATAの場合、単にSATAの差し込み口の若い数字がプリントされている所に差すだけなので非常に楽でしたね。

ケーブルの接続で唯一悩んだのがUSB。マザーボードにはUSBインターフェースに電源を供給するためのコネクタがありますが、ケーブルの『GNP』と書かれた部分とM/Bコネクタの『GNP』と書かれた部分は必ず向きを合わせます。これが逆になってしまうと、パソコンが起動しません。起動中に「強制的に電源落とすよ」とメッセージ流れ、一方的に電源が落とされてしまいます。

が、私の場合悩んだのが、USBのケーブルに『GNP』の記載が無い事。このため、差し込んだモノが逆なのかどうかが分からず、いつまでもパソコンが起動しない原因がここにあると気づきませんでした。どうやらUSBのケーブルは黒い線が『GNP』を著しているらしいので、そこがマザーボードの『GNP』と合う様にしないといけないんですね。

ちなみにマザーボードにはUSBコネクタが2種類あり、それぞれ「USB XX」と「XX」の部分に違う数字が入っていますが、どちらに差しても多分問題ないと思います(たぶん…って/汗)。

電源から伸びているケーブルを各種ドライブ類とマザーボードに差し込み、前後面に取付けたケースファンのケーブルを電源に差し込み、PCケースのフロントパネルから伸びているケーブルと電源とマザーボードに差し込んだ、このPCを動かす上で必要な全てのケーブルを差し込んだ写真が左(正確にはファンとかは要らないかもしれんが)。

カオスだ!!

電源から伸びているケーブルが余りまくってんのですよ、使わないやつがね。 しかもそれが2又3又に分かれてたりして、そいつらを束ねるのがもう大変。
ご覧の通りメモリがどこにあるか分からない程マザーボードは覆い隠され、CPUのファンの上にも縦横無尽にコードの嵐。3.5インチシャドウベイを取付けるスペースも無い。PCスロットにグラボ等を増設したい時なんかどうりゃいいのか(w

良いのか!?こんなんで?
(後日談:とりあえずこれで普通に使ってます/w)

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完成

混沌を極めた内部の状態を半ば闇に葬るようにケースのサイド・フロントパネルを閉じます。

これで組み立ては完成です!! 左が完成後、実際に動かしている写真。

組み立て後はBIOSをいじったり、OSをインストールしたり、各デバイスのドライバをインストールしたるするのですが、そういった作業にも苦戦しました。その件については別項で触れています。

いやーーー!!疲れましたが、やっぱり自分で作ったマシンはむちゃくちゃ愛着が沸くものですな!

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