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レビュー/感想

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2011年02月20日

【衝撃】デクスター・シーズン4

海外ドラマ『デクスター』が面白すぎる。
『24』『プリズンブレイク』『LOST』など著名作の影に隠れているが、作品の自体は「一番面白いのでは?」と思える程。DVDも1シーズン6巻なので見易い。

どんな内容かっていると、マイアミ警察の殺人課に所属する「いたって普通の」鑑識官デクスター・モーガンが、実は快楽殺人者・・・という話。亡き父ハリーがデクスターに課した『普通の人間として生きるための掟』に従っており、また殺す相手は過去に犯罪を犯しながら無罪放免となっているものだけ。

デクスターの正体を知っているのは視聴者と、主人公のデクスターだけ、という点をとても上手く描いているので感情移入がしやすい。

毎シーズンごとにストーリーは完結だが、デクスターの過去など重要なエピソードはシーズンを跨いで登場する。とにかくシーズンごとに現れるサイコキラーとデクスターの駆け引きは秀逸。法で裁けない悪人を退治するというダークヒーローもののような設定だが、別に説教くさくわけでないのもいい。

今回見たシーズン4は最高傑作だと思う。
とりわけデクスターと今シーズンの相手「トリニティ・キラー」との駆け引きは緊張の連続です。

★★★★★★

ここからネタバレ

★★★★★★

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2010年11月18日

ストロベリーナイト

13日(土)にやってたフジのスペシャルドラマ『ストロベリーナイト』。
録画してたやつを見ました。

裏サイトとか今時のサイコものでよくあるネタで目新しい所はほとんどありませんが、それ故にそういうのが好きな人にはテンポもいいし楽しめるかも。
でも2時間に詰め込むのは無理があったというか、もう少し犯人との駆け引きも見たかった。真相解明が急すぎで、普通にダンジョン歩いてたらいきなりラスボス登場しました、みたいなw

キャラの描き分けがしっかりしていたので、しっかりと脚本練って連ドラ化してほしいとは思う。
ただ、某氏や某氏はあまりに演技が下手すぎて・・・ごほっごほっ

2006年12月11日

島田荘司『龍臥亭事件 上・下』

 島田荘司の御手洗シリーズ(に、なるのだろうか)『龍臥亭事件』を読みました。上巻で描かれる物語の謎賭けはとても興味深く面白かったのですが・・・下巻が・・・。

以下、ネタバレあり。

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2006年12月10日

『EVER17』レビュー

EVER17(エバーセブンティーン)』/KID(PS2)
ジャンル:サウンドノベル
満足度:


男女7人の海中からの脱出劇を、2人の主人公の視点から描いたサスペンスアドベンチャーゲーム。その緊迫した中で、取り残された5人の女の子との恋愛をそれぞれ成就させ、このシナリオに隠された本当の秘密を明らかにしていく。

 テキストアドベンチャーの最高峰としてネットでも評価が絶大な『EVER17』をやってみた。クリアしてみて・・・なるほど、確かにこれは秀逸だ。

 内容は非常にミステリアスで形而上学的なテーマを扱っており、恋愛どうこういうのはむしろどうでもよく、謎に満ちたストーリーが好きなAVGファンなら楽しめる内容になっている。個人的には『この世の果てで恋を唄う少女YO-NO』『EVE burst error』『久遠の絆』等と並ぶAVGの傑作のひとつだと思います。

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2006年10月15日

映画『ナルニア王国物語 第一章ライオンと魔女』レビュー?

『ナルニア王国物語 第一章ライオンと魔女』
ジャンル:ファンタジー
満足度:

 月額で契約しているオンラインレンタルDVD屋で何も借りるもんが無かったんで、適当にチョイスした中から『ナルニア王国物語 第一章ライオンと魔女』を見ました。

 戦争から疎開したガキ供が疎開先の屋敷にあるタンスの裏側からファンタジーの世界へ入り込んでなんだか知らんがその世界を救うって、わけわからん。長い耳付けて仮装大会でもしているかのような住民、「セットですか」というのがまる分かりの雪景色、周りが雪だらけなのに全然寒そうでないガキ供、知らんうちにファンタジーの世界を容認してその上救世主になってるし、何のために戦ってるのか分からないのにもかかわらずエキストラを無茶苦茶沢山集めて「うぉーー!!」って、スゲーよディズニー。

 『ロード・オブ・ザリング』+『ハリーポッター』÷2億5000万テラアーデルハイドって所ですかね。こんなの子供が見ても面白いのかどうか疑問。ただ、4人兄弟の末っ子ジョージー・ヘンリー(ルーシー役)の演技は上手かったよ。

2006年09月03日

Ergo Proxy(エルゴプラクシー)

 WOWOWでやってたのをコツコツ録り溜めていた『Ergo Proxy(エルゴプラクシー)』全23話を見終わりました。人類とロボットが共存する未来の都市ロムドを舞台に、ロムド市警のキャリア、リル・メイヤーが謎の生体エルゴプラクシーの秘密に迫る…といった感じのこのアニメ。SF、メカ、女市警とくれば攻殻機動隊と嫌でも比べられますが、ああいうノリではない。

 世界観はとてもダークでヘヴィ。ドゥーミーでサイケデリックな感じ。オープニングとエンディングの曲がまさにこのアニメの全てを物語ってるようでハマってる。

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2006年08月02日

レビュー:綾辻行人/殺人方程式1,2(鳴風荘事件)

 綾辻行人の『殺人方程式』『鳴風荘事件(殺人方程式2)』を読みました。双子の兄弟が主役となる『明日香井シリーズ』、ぶっそうなタイトルが付けられていますが、ノリはそれ程重くないです。

 えー、結論から言うと『館シリーズ』に比べると、いまひとつふたつ。どちらも読んでいて、「一体誰が犯人なの?」というドキドキ感が薄い。トリックも強引すぎ。それに主人公が双子である意味も全く無いように思えますし、キャラ的にも魅力が薄い。むしろそれにより加わった様に思えるエンタメ感が推理小説としてチープなものにしている気がします。

 あとがきによれば、作者曰くこのシリーズはもう1作書くような事を述べておりましたが、多分出ても私は手をつけないと思います。

2006年04月30日

『SAW II(ソウ2)』(レビュー)

 『SAW II(ソウ2)

 新感覚サイコスリラー『SAW』の続編。「1」は閉鎖的な空間に突如放り出された身動きの取れない2人の人間メインとなっており、彼らが精神を追いつめられる様を高い緊張感と絶望感で描写しておりましたが、「2」では8人の男女が建物の中で犯人の用意したパズルを解く事になるので、やや自由度が生まれています。しかしながら脱出を試みようとする登場人物が次々と罠にかかり徐々に疑心暗鬼に陥ってはパニくるあたり『CUBE』に近いものを感じました。しかしながら舞台となる場所は普通の家の中で、拉致されたメンバーの中に捜査官の息子が居る事からも、「救出」が目的のサイコサスペンス色が濃くなったかなという印象。ただ、「仕掛け」はちゃんと用意されているのでやはり見応えはありますけどね。
ソウ&ソウ2 ツインパック (初回限定生産)

 ただ、あまりに痛々しい描写が多くて見てるとツライ。

2006年03月16日

泡坂妻夫『しあわせの書』

 「ラストで衝撃を受ける推理小説」といった内容で『教えてGoo』などを探すとよく推薦されている泡坂妻夫の『しあわせの書』を読みました。中には「これ程の仕掛けは無いのではないか」とさえ書かれている事もあったのでかなり期待していましたが…。

 話としては、死んでいるはずの人間が次々と世間で目撃される。それらは皆とある新興宗教の信者。ヨーガの導師であるヨギ・ガンジーとその助手達は、その宗教内部へ潜入し事件の謎を解き明かす事になる…というもの。

 で、宗教内で発行されている「しあわせの書」という本が随所に絡んでくる事になるのですが、作中の「しあわせの書」にはある”タネ”が隠されています。そして、現実の「しあわせの書」にも同様の仕掛けがしてある、というもの。

 確かに、こんな仕掛けがしてる推理小説など、どこにも無いでしょう。そういう意味では驚きです。

 ですが、私は

 「こ、こんな犯人がいたとは!」
 「こ、こんな大どんでん返しがあるとは!」

 といった驚きを期待していたので、ちょっと残念でした。
 
 「しあわせの書」の驚きは、推理小説の驚きではなく、「手品」の部類ですね。まぁ作者の泡坂氏もマジシャンらしいですから…。

 ストーリー自体は普通で、特別驚く事もありませんでしたし、あまり面白いとも思わなかったですね。

2006年02月21日

東野圭吾『白夜行』レビュー

東野圭吾『白夜行』

 現在ドラマで放送中の『白夜行』、その文庫版を読みましたので感想を書いておきます。

 約900ページに渡るこの『白夜行』は東野圭吾の読み物としてはかなりブ厚い方ではないでしょうか。しかしながらとても読み安く、島田荘司モノなどと比べても、読み終えた時に何がなんだか分からなくなったり、どっと疲れるといった様な事もなく、一気に読みきる事ができました。

 少年時代に何者かによって父親を殺された桐原亮二、同じく少女時代に母親を不可解な事故で亡くした西本雪穂、この2人の生き様がザッピングするように物語は展開され、事件の謎が次第にあからさまになっていきます。

以下、ネタばれ

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