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CDレビュー

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2010年06月28日

The Frozen Tears of Angels / Rhapsody of Fire

The Frozen Tears of Angels / Rhapsody of Fire

およそ1年ぶりくらいにCD買いました。
それがこのラプソディの新作『The Frozen Tears of Angels』。

いや~!いいですなこれ。
ここ最近のラプソディといえば大仰になりすぎて、聴いた後にどっと疲れが溜まる程で
終わってみれば「一体なんだったの?」ってくらい意味不明なアルバムに仕上がっていたのですが
今回はいい!!

大仰なのは大仰なんだけど、随所に初期ラプソディに見られた「ルカ・トゥリッリ節」が炸裂しているから飽きない。単純にかっこいい!と思えるラプソディが復活した。

Raging Starfire』っていう、キラーチューンが入っていることも大きい。
曲のパーツ自体は、これまでのラプソディに見られた中古品を組み合わせただけだけど、
もうラプソディに限らずこのジャンル、そうするしかないよね?




2006年10月26日

A Twist in the Myth/BLIND GUARDIAN(ブラインドガーディアン)

アーティスト:BLIND GUARDIAN(ブラインドガーディアン)
アルバム: A Twist in the Myth(ア ツイスト イン ザ ミス)
タイプ:ひたすらクワイアメタル

 ここ数枚は4年に一度のペースでアルバムをリリースしているオリンピックバンドとなった(年で言うとW杯イヤー)BLINDGUARDIANの待望の新作。8枚目。

 #1を聴いて、ワクワクする様なイントロからのドラマティックな展開、待ってましたと言わんばかりの印象的なコーラスパート。思わず「おっしゃーー!傑作キターか?」と期待のテンションがグングン上がるものの・・・そこからが続かない・・・。#2以降はボーナストラック。終わり。悪いところばかりじゃないと無理やり思い出かき集めて聴いても、時として「おっ?」と耳を奪われる展開がちらほらと掠めるだけで、クリーンヒットには繋がらない。よ、4年かけてコレなのか???

orz...

 そして、とうとう8枚目にしてファストチューンが消えました。

orz...

 攻撃的でスピーディなリズムワークにカッコイイリフとギターフレーズが乗り、コーラスパートでガツン!アウトロにはこれまたカッチョイイギターフレーズをかき鳴らして幕を閉じる・・・これぞBLINDGUARDIANではなかったか!?

 どうもそういった部分は、ついぞトーメンがSAVAGECIRCUSに全部持っていってしまったか。そうでなくとも、狂おしいまでの構成力やクワイアパートのメロディセンスは確実に消えてる。『Nightfall in Middle-Earth』が、このバンドのピークだったのかもしれん・・・。

 とはいえ次のアルバムも買っちゃうんだよな~(わらい

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2006年10月16日

Glorious / MIKEYLA(ミキーラ)

アーティスト:MIKEYLA(ミキーラ)
アルバム: Glorious(グロリアス)
タイプ:EVANESCENCEタイプ

 スェウーデンの新人女性Vo.MIKEYLAのデビューアルバム。まだ19歳らしい。#2、#3を聴く限り、もろにEVANESCENCEのフォロアー、というかクローンみたい。特に#2など「エヴァネッセンスの新曲だよ」と言われれば「あ、そうなの?」とうなずけるかも。単なるモノマネに終わっているだけでなく、メロディの扇情力もそれなりに高いのはGood job。

 しかしながら、#1、#4を始め時として登場する明朗で快活なハードポップナンバーはどうなのかと。明らかに対照的な#1と#2、結局どっちがやりたいのさ。どうせなら一貫してEVANESCENCEのクローンに落ち着いてくれてた方が聴いてる方も嬉しいんだけど。

2006年04月12日

Come Clarity/IN FLAMES(インフレイムス)

アーティスト:IN FLAMES(インフレイムス)
アルバム:Come Clarity(カム・クラリティ)
タイプ:メロディック・デス(なのか?)

 インフレイムスの8作目。

 リフのあり方、リズムチェンジの仕方、クリーンヴォイスの入り方、前作とどこが違うのか分からん。3rdの頃に戻ってくんないかな。

 以上。

2006年02月25日

Grand Illusion / NOCTURNAL RITES(ノクターナルライツ)

アーティスト:NOCTURNAL RITES(ノクターナルライツ)
アルバム:Grand Illusion(グランドイリュージョン)
タイプ:パワーメタル
キラーチューン:特にないかな

 ヴォーカルがジョニー・リンドクヴィストに交代して以来、それまでのメロディック・スピードメタル路線を捨て硬質なパワーメタルを展開しているNOCTURNAL RITES(ノクターナルライツ)の7th。もう7枚目なのか…時の経つのって早いね。

 『New World Messiah』や『Shadowland』と立て続けに良作をリリースしているので今回の7thも当然期待を込めておりましたよ。ネットでの評判も上々だったしね。

 でも、なんですかこりゃ。1曲目からしてボーナストラックかと思う程メロディライン、リフ、グルーヴ感、ソロ等が尽く平均的な曲が炸裂。その後もイントロでは「おっ」と何かを期待させるものの、何か淡々としていてる。

 こういうアルバムって何度も聴くと良さが分かって来るもんなんデスけどね、何回リピートしてもタダのBGMとしていつの間にか再生が終わってしまうんですわ。

 いや、多分良いアルバムなんでしょう。1曲目だ…あの眠くなるような曲が1曲目に来ている事でアルバム全体をつまらなくしてしまっている…。

 個人的には前作『New World Messiah』の方が全然最強。

 

2005年11月25日

Dfying The Rules/HIBRIA(ヒブリア)

アーティスト:HIBRIA(ヒブリア)
アルバム:Defying the Rules
タイプ:かっちょいい正統派メタル
キラーチューン:#7

 これはカッコいい!
 やっぱヴーカルが良いってのは重要なんだなと思わせるHIBRIAのデビューアルバム『Defyng The Rules』。内容は時に疾走も見せる正統派のパワーメタル。このHIBRIAのフロントマンIuri Sanson(ユーリ・サンソン)マイク・ヴェセーラ+ヘイキ・ポイヒア(TWILIGHTNING)な硬派なヴォイスが何と言っても光っており、アルバム全体を引き締め、1級2級も高い次元に引き上げています。

 特別個性があるわけではなく、それ程極上のメロディを耳にできるわけではありませんが、返って小細工ナシの真正面から伝わってくるヘヴィ・メタルサウンドがメタリック・ヴォイスと交わり、かなーりカッコいいです。メロディック・パワーメタルに近い#7あたりなんかイントロから思わずガッツポーズ間違いなしかも。

 ジャケがヘボイのもストレートで良い…のかも? 

2005年11月18日

SAVAGE CIRCUS / Dreamland Manor (サヴェージサーカス/ドリームランドマナー)

アーティスト:SAVAGE CIRCUS(サヴェージサーカス)
アルバム:Dreamland Manor(ドリームランドマナー)
タイプ:BLIND GUARDIANタイプ
キラーチューン:#1から思わずガッツポーズ

 ジャーマンメタルの雄BLIND GUARDIAN。何年も仲良く同じメンバーでやってきたこのバンドもついにドラマーのトーメンスタッシュが脱退。その彼が立ち上げたバンドこそ、このSAVAGE CIRCUSであり、新人バンドとは思えない完成度でファーストアルバムであるDreamland Manorを発表した。

 元メンバーの率いるバンドという事実、及び今時こんなヘボヘボなものはなかろうと思えるB級ジャケットからも想像される通り、音像は3rd〜4thの頃のBLIND GUARDIANそのもの。むしろ小細工せず潔く疾走する様は近頃の大仰になりすぎて退屈な本家の鬱憤を晴らすかのよう。

 はっきりいって、

むちゃくちゃカッコいいです。

 しかしながら、ハンズィっぽいヴォーカルやメロディアスなフレーズ、なにか硬いモノでも引っ張ったかのような独特にハモるリードギターの音、ここぞとばかりに登場するクワイアの響き等、どこを切っても一卵性双生児並の塩基配列を持つ程BLIND GUARDIANにそっくりなので、個性は無いです。本家に存在るす『Mirror Mirror』や『Somewhere Far Beyond』といった至高の名曲が誕生するような気配もまだ感じる事はできません。でも…

ホントにかっこいいっすわ。


2005年02月16日

The Pearl/Harold Budd & Brian Eno(ハロルド・バッド&ブライアン・イーノ)

アーティスト:Harold Budd & Brian Eno(ハロルド・バッド&ブライアン・イーノ)
アルバム:The Pearl
タイプ:アンビエント/インストゥルメンタル/癒し
おすすめ曲:あえて挙げるなら#3

時間にも空間にも、何者にも束縛されずに、深い海の底を無心になって漂ってみたい…。そんな風に思った事はありませんか?
BSジャパンのデジタルラジオ放送「Mother earth」でたまたま耳にしたこの幻想的なアルバム。Harold Budd & Brian Eno「The perl」を紹介します。

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2004年12月03日

Reckoning night/SONATA ARCTICA(ソナタアークティカ)

アーティスト:SONATA ARCTICA
アルバム:Reckoning night
タイプ:メロディックパワーメタル
キラーチューン:#1、#3、#7〜9

未だ「突如彗星のごとく現れた超新生」のイメージがあるSONATA ARCTICAだが、このアルバムでもう4枚目だ。

さてSONATA ARCTICAといえば、毎回1曲目に、思わず耳を奪われる感動のサビメロを持った曲を持ってくるわけで、今回も1曲目のサビのメロディにはかなり期待していた。だがしかし、今回の1曲目はけっこう地味なサビメロで残念…。と思うのもつかの間、このアルバムを何週も聴いているうちに、1曲目のサビメロがいつの間にか脳内で繰り返えされる様になっている自分が居た…。ソナタ恐るべし。

その地味でありながらボディブローのように効いてくるサビを持ったスピードチューン#1が終ると一転してミドルチューン#2に。しかし、これは次なるスピードチューン#3への長いイントロのようにも思える編成で、#2が唐突にアルバムの勢いを殺しているという事はない。

中盤のハイライトはなんといってもスピードメタル#7、更にそのテンションを維持しながら、#8、#9と劇的チューンが続くこの流れ。この#7〜9の構成はまるで壮大な組曲のようだ。

そしてメインディッシュのデザートのような#10、新加入したKey.が前面に出てくる#11、と、けっこう聴き所は多く、アルバムとしてまとまっているように思えた。

正直3rdアルバムを聴いた時は、極上の#1以外は全くと言って良い程印象の薄いアルバムで、今回はあまり期待していたなかったのだが、こりゃ意外と良くてかなりのリピート率。久々にCDトレイからなかなか離れないアルバムの登場でありました。(91点)
オフィシャルサイト→http://www.sonataarcticajapan.com/index.htm

2004年11月07日

Symphony of Enchanted Lands II - The Dark Secret / RHAPSODY(ラプソディ)

アーティスト:RHAPSODY
アルバム:Symphony of Enchanted Lands II - The Dark Secret
タイプ:メロディック・シンフォニック・パワーメタル
キラーチューン:#9

イタリアンメタルを世に知らしめたRHAPSODY(ラプソディ)の5thアルバム。壮大な物語のプロローグを述べるイントロから始まり、50人をも導入したといわれるクワイアへ続き、#2へ。

ツーバスドコドコだけど煮え切らない疾走感で曲の幕開け、リズムダウンしてサビへのタメを作るブリッジ、スネアが”オモテ”に入りながら疾走するサビ…。楽曲やヴォーカルの歌メロもまんま今までの使い回し。「あれ、前にも聴いたような?」。

と、思うかもしれないが待て。

今までと違うのは、更に壮大であり荘厳であり良質のサウンドプロダクションであり随所でSEが多用され映画的であるという事。

ハンパじゃありません。

このアルバムは全体が1つの壮大な物語であり、言って見ればCDを聴くというよりDVDを楽しむ感じ。なので「おっ?!」と耳を奪われる衝撃チューンなどは特になく(強いて挙げるなら、劇的に疾走しながら間奏でクラシカルなソロが聴ける#9か)、その点残念かもしれない。最初聴いた時は、ただ疲れたッス(苦笑)。もちろん、その辺のバンドが真似しようったって到底たどり着けないヒュージスケールなアルバムでファイナルアンサー。(85点)

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