2005年11月25日

HIBRIA / Dfying The Rules

アーティスト:HIBRIA(ヒブリア)
アルバム:Defying the Rules
タイプ:かっちょいい正統派メタル
キラーチューン:#7

 これはカッコいい!
 やっぱヴーカルが良いってのは重要なんだなと思わせるHIBRIAのデビューアルバム『Defyng The Rules』。内容は時に疾走も見せる正統派のパワーメタル。このHIBRIAのフロントマンIuri Sanson(ユーリ・サンソン)マイク・ヴェセーラ+ヘイキ・ポイヒア(TWILIGHTNING)な硬派なヴォイスが何と言っても光っており、アルバム全体を引き締め、1級2級も高い次元に引き上げています。

 特別個性があるわけではなく、それ程極上のメロディを耳にできるわけではありませんが、返って小細工ナシの真正面から伝わってくるヘヴィ・メタルサウンドがメタリック・ヴォイスと交わり、かなーりカッコいいです。メロディック・パワーメタルに近い#7あたりなんかイントロから思わずガッツポーズ間違いなしかも。

 ジャケがヘボイのもストレートで良い…のかも? 

投稿者 moris : 22:41 | コメント (0) | トラックバック

2005年11月18日

SAVAGE CIRCUS / Dreamland Manor (サヴェージサーカス/ドリームランドマナー)

アーティスト:SAVAGE CIRCUS(サヴェージサーカス)
アルバム:Dreamland Manor(ドリームランドマナー)
タイプ:BLIND GUARDIANタイプ
キラーチューン:#1から思わずガッツポーズ

 ジャーマンメタルの雄BLIND GUARDIAN。何年も仲良く同じメンバーでやってきたこのバンドもついにドラマーのトーメンスタッシュが脱退。その彼が立ち上げたバンドこそ、このSAVAGE CIRCUSであり、新人バンドとは思えない完成度でファーストアルバムであるDreamland Manorを発表した。

 元メンバーの率いるバンドという事実、及び今時こんなヘボヘボなものはなかろうと思えるB級ジャケットからも想像される通り、音像は3rd〜4thの頃のBLIND GUARDIANそのもの。むしろ小細工せず潔く疾走する様は近頃の大仰になりすぎて退屈な本家の鬱憤を晴らすかのよう。

 はっきりいって、

むちゃくちゃカッコいいです。

 しかしながら、ハンズィっぽいヴォーカルやメロディアスなフレーズ、なにか硬いモノでも引っ張ったかのような独特にハモるリードギターの音、ここぞとばかりに登場するクワイアの響き等、どこを切っても一卵性双生児並の塩基配列を持つ程BLIND GUARDIANにそっくりなので、個性は無いです。本家に存在るす『Mirror Mirror』や『Somewhere Far Beyond』といった至高の名曲が誕生するような気配もまだ感じる事はできません。でも…

ホントにかっこいいっすわ。


投稿者 moris : 22:54 | コメント (0) | トラックバック

2005年02月16日

Harold Budd & Brian Eno/The Pearl

アーティスト:Harold Budd & Brian Eno(ハロルド・バッド&ブライアン・イーノ)
アルバム:The Pearl
タイプ:アンビエント/インストゥルメンタル/癒し
おすすめ曲:あえて挙げるなら#3

時間にも空間にも、何者にも束縛されずに、深い海の底を無心になって漂ってみたい…。そんな風に思った事はありませんか?
BSジャパンのデジタルラジオ放送「Mother earth」でたまたま耳にしたこの幻想的なアルバム。Harold Budd & Brian Eno「The perl」を紹介します。

このアルバムでは、全編に渡ってリバーブの効いたシンセピアノがシンプルなコードを弾き鳴らし、聴き手を非現実的空間に誘い込む神秘的なサウンドを堪能する事ができます。このアルバムの"この曲"が一番良い、というものは無く、アルバム一枚を通して無心で聴いてほしいです。目を閉じ仰向けになりながら聴き入っていると、まるで深い深い海の底を宛も無く漂っているかのような疑似体験ができるかもしれません。それはこの世に生を受ける前の胎児の記憶なのか、あるいは死と呼ばれるものの錯覚なのでしょうか。またはそれらを超越した神秘体験なのか…。

あえて、おすすめトラックを挙げるなら#3でしょうか。曲の間ずっと流れている単一のベース音が体内の深層筋群を刺激し、自分を高い次元へと運運んでくれるかのよう(でも入眠時に聴くと低音が気になって眠れないかもしれないんで、アンプの設定で調節できれば低音を下げた方がいいかも)。

いやー、メランコリックなゴシックメタルとかに私が追い求めている先って、こういう音楽なのかなー。

投稿者 moris : 21:34 | コメント (0) | トラックバック

2004年12月03日

Reckoning night/SONATA ARCTICA(ソナタアークティカ)

アーティスト:SONATA ARCTICA
アルバム:Reckoning night
タイプ:メロディックパワーメタル
キラーチューン:#1、#3、#7〜9

未だ「突如彗星のごとく現れた超新生」のイメージがあるSONATA ARCTICAだが、このアルバムでもう4枚目だ。

さてSONATA ARCTICAといえば、毎回1曲目に、思わず耳を奪われる感動のサビメロを持った曲を持ってくるわけで、今回も1曲目のサビのメロディにはかなり期待していた。だがしかし、今回の1曲目はけっこう地味なサビメロで残念…。と思うのもつかの間、このアルバムを何週も聴いているうちに、1曲目のサビメロがいつの間にか脳内で繰り返えされる様になっている自分が居た…。ソナタ恐るべし。

その地味でありながらボディブローのように効いてくるサビを持ったスピードチューン#1が終ると一転してミドルチューン#2に。しかし、これは次なるスピードチューン#3への長いイントロのようにも思える編成で、#2が唐突にアルバムの勢いを殺しているという事はない。

中盤のハイライトはなんといってもスピードメタル#7、更にそのテンションを維持しながら、#8、#9と劇的チューンが続くこの流れ。この#7〜9の構成はまるで壮大な組曲のようだ。

そしてメインディッシュのデザートのような#10、新加入したKey.が前面に出てくる#11、と、けっこう聴き所は多く、アルバムとしてまとまっているように思えた。

正直3rdアルバムを聴いた時は、極上の#1以外は全くと言って良い程印象の薄いアルバムで、今回はあまり期待していたなかったのだが、こりゃ意外と良くてかなりのリピート率。久々にCDトレイからなかなか離れないアルバムの登場でありました。(91点)
オフィシャルサイト→http://www.sonataarcticajapan.com/index.htm

投稿者 moris : 22:49 | コメント (0) | トラックバック

2004年11月07日

Symphony of Enchanted Lands II - The Dark Secret / RHAPSODY(ラプソディ)

アーティスト:RHAPSODY
アルバム:Symphony of Enchanted Lands II - The Dark Secret
タイプ:メロディック・シンフォニック・パワーメタル
キラーチューン:#9

イタリアンメタルを世に知らしめたRHAPSODY(ラプソディ)の5thアルバム。壮大な物語のプロローグを述べるイントロから始まり、50人をも導入したといわれるクワイアへ続き、#2へ。

ツーバスドコドコだけど煮え切らない疾走感で曲の幕開け、リズムダウンしてサビへのタメを作るブリッジ、スネアが”オモテ”に入りながら疾走するサビ…。楽曲やヴォーカルの歌メロもまんま今までの使い回し。「あれ、前にも聴いたような?」。

と、思うかもしれないが待て。

今までと違うのは、更に壮大であり荘厳であり良質のサウンドプロダクションであり随所でSEが多用され映画的であるという事。

ハンパじゃありません。

このアルバムは全体が1つの壮大な物語であり、言って見ればCDを聴くというよりDVDを楽しむ感じ。なので「おっ?!」と耳を奪われる衝撃チューンなどは特になく(強いて挙げるなら、劇的に疾走しながら間奏でクラシカルなソロが聴ける#9か)、その点残念かもしれない。最初聴いた時は、ただ疲れたッス(苦笑)。もちろん、その辺のバンドが真似しようったって到底たどり着けないヒュージスケールなアルバムでファイナルアンサー。(85点)

投稿者 moris : 10:41 | コメント (0) | トラックバック

2004年10月30日

The Mask and Mirror/Loreena McKennitt(ロリーナ・マッケニット)

アーティスト:Loreena Mckennitt
アルバム:The Mask and Mirror
タイプ:アイリッシュ/ケルト・癒し系?賛美歌?
キラーチューン:#8

CDレビューの記念すべき第1回は、カナダでありながらアイリッシュな歌を歌うLoreena McKennitt(ロリーナ・マッケニット)『The Mask and Mirror』。・・・第1回がいきなりメタルじゃなくて、すいません。

このアルバムを買うきっかけは、iTunesのネットラジオでクラッシックのチャンネルを垂れ流してた所、天を付くような美しい声で、

「悔い改めよ」

と言わんばかりの高貴なサウンドが耳を突いたのが始まりだった。ゴシックメタルの「邪」の部分を抜かし、「美」の部分を追求したような、どことなくメランコリックな雰囲気を持ったこの楽曲は、その美しさ故にある意味「悪魔的」とも思える、当時私が求めていたモノにピタリと合うものだった(もっとも、本来デスメタルじゃあるまいしそういう解釈は間違ってるんだろうけど)。で、アーティスト名を見たらロリーナ・マッケニット。曲名をググったら、この「The Mask and Mirror」だったというわけだ。

このアルバムのポイントを上げるならば、美しいイントロに心を奪われる#3、その場の雰囲気を一片の濁りもない森の湖に変えてしまうかのような朝の目覚め、または夜の入眠にぴったりな#5、そして最後にはiTunesで私が耳にした#8・・・といったところ。全8曲、丁度良い長さでまとまっているんで、アルバム全体を通しても良い印象を受ける。

アイリッシュ、ケルティック、癒し系、いろいろジャンル分けが難しいアルバムだと思うんで、CDショップで探すのは困難かもしないが(私はネットで買いました)、けっこう万人に薦められるアルバムではないだろうか。もちろん、ゴシックメタルが好きな人にもぜひ聴いて欲しいところ。(88点)
オフィシャルサイト→http://www.quinlanroad.com/

投稿者 moris : 12:50 | コメント (0) | トラックバック

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