◇姉妹サイト◇
色々レビュー『Darkly Review』
 

Click Here!

« 推定250歳(!?)のゾウガメ死亡 | トップページ | レアルマドリー快勝、…だが »

『バテン・カイトス 終わらない翼と失われた海』クリア後レビュー[ゲーム]

プレイ直後レビューはこちら

バテン・カイトス 終わらない翼と失われた海』(ナムコ)をクリアしましたのでレビューを載せておきます。

思いがけない良作

 いやぁ、面白かったですね。”カードでの戦闘”という事で私も敬遠していましたが、買って良かったと思います。ナムコのRPGというと『テイルズ』シリーズがありますが、どちらかというとリリースの多い『テイルズ』は肩の力を抜いてプレイできるお手軽性が売り。しかし『バテン』の場合はゲーム性、ストーリー、ビジュアル、サウンド等、細部にわたりしっかりと月日をかけて作り込まれているのが伝わってきます。


神秘的なビジュアルと心奪われるサウンド

 このゲームの最大の特徴はカードによる戦闘ですが、私が特に良いと感じたのはまず美しいグラフィック、心に残るサウンドでした。「ファンタジーRPGたるもの、かくあるべき」と思わせるような、格大陸に代表されるデザインセンスは素敵ですね。そして音楽も美しいものは美しく、戦闘の中ボク戦などはとことんカッコいいのでついつい耳を奪われる。昨今のRPGに欠けているものがあって、非常にナイスでした。

なかなかのストーリー

 ストーリーに関してもそれ程期待していなかったのですが、王道RPGの流れを汲みながらも意表を突かれる展開があり、こちらも見事。プレイヤーが”精霊”となり主人公達に話かけられるのも斬新。いやホント、良かったですよ。

独特の戦闘”カードバトル”

 さて、ゲーム最大の売りが自分の組んだデッキによるカードでの戦闘。戦闘時ランダムで配られるカードの中から、攻撃ターン時には攻撃のカード、守備ターン時には守備のカードを出す事で相手にダメージを与えたり、逆に被ダメージを減らしたりします。更に各カードには”精霊数”という数字が刻まれており、その数字を「1,2,3」などと連続させたりする事でダメージに追加効果が加わったりします。また戦闘で使うカードは決して無くならないので、回復のカード等も手札として配られさえすれば何度でも使用する事ができます。

カードを組み合わせて新たなカードを作る「SPコンボ」

 戦闘時、パワーメット+米+ミネラルウォーター+ファイアバースト1などのように、「お釜+米+水+火」などと意味のあるカードの組み合わせを持たせる事で新たに「ご飯」のカードが誕生する、といった「SPコンボ」の概念が取り入れられているのも面白いです。

カードが古くなる…

 しかしカードには時間の概念があり、例えば食べ物などは時間が経過すると腐ってしまって使い物にならなくなります。上記のコンボで作った「ご飯」も回復アイテムなのですが、時間が経つと「ご飯のり」になってしまい、本来の使い方が出来なくなってしまいます。
 時間経過によってさらに効果の上がるカードもあるものの、ダメになってしまうものの方が多いので、せっかく時間をかけて作ったカードも労力と効果のバランスがあっていないと感じる事が多かったですね。

戦闘が長い

 カードによる戦闘自体は面白いのですが、なんせ一度の戦闘が長いです。攻撃時に攻撃のカードが上手くでない、逃げたい時に逃げるカードがでない…。後半になると敵も6,7コンボと平気で出してきますからね。1コンボごとにこちらは守備のアクションをとる、さらに戦闘が長期化します。また必殺技の時に出るビジュアル効果もカットできれば良かったですね。これが面倒なのでせっかく攻撃力のある必殺のカードも、ボス戦以外では使うのを敬遠していました。
 でも戦闘が長い分、もらえる経験値は多いので戦闘回数自体のバランスは取れていると思います。

星座集め、動物集め、家族集め…やり込み要素も豊富

 各地に散らばる星座のカードを集めたり、バラバラになった家族を一過所に集めたりするサブイベントも豊富。ある程度数を集めるとアイテムやカードを貰えたりするので、コンプリートしなくてもやりがいがあります。

次も期待

 悩んでいましたが思い切ってプレイして良かったと思えたゲームは久々です。こりゃ次作『バテン・カイトスII 始まりの翼と神々の嗣子』にも期待大ですね。GCユーザで良かったぁ…。